100円ショップで購入してきた「おもちゃ」
今回は、100均で買ってきた、おもちゃをご紹介します。
100均おもちゃは、何と言っても、安い価格が魅力です。
子供だけでなく、ちょっとした気晴らしに、大人でもなんとなく楽しくなるおもちゃです。
みにくい恐竜くん たまごセット
白いタマゴを割ると中には恐竜がひとつ入っています。
タマゴの材質は、ポリプロピレンです。
恐竜の材質は、非フタル酸PVCでとても柔らかくできており、恐竜をつぶすと目玉が飛び出す構造になっています。
つぶした時の、このプニプニ感がけっこう病みつきになります。
色は、青と緑の2種類で、恐竜の高さは約5センチです。
材質の非フタル酸PVC。PVC(ポリ塩化ビニル)は塩化ビニルを重合させたものです。塩化ビニルは硬いものなので、可塑剤を入れて柔らかくしています。この可塑剤に、昔はフタル酸エステルが使用されていたのですが、これが環境ホルモンと同じような作用をすることがわかり、子どもが口にするようなおもちゃへの使用は規制させるようになりました。
環境ホルモンとは、環境中に存在する化学物質のうち、生体内であたかもホルモンのように作用して内分泌系をかく乱する物質のことです。
このフタル酸エステルを使っていませんよ、というのが「非フタル酸PVC」の意味です。
非フタル酸だから、絶対に安全というわけではありません。中国製は特に不安です。口に入れたり、舐めたりはしないようにしましょう。それさえしなければ、安全なおもちゃです。
スリルタワーゲーム
中心を軸に立っているタワーの上に数人で順番に人形を置いていって、バランスを崩して落とした人形は落とした人の持ちゴマにして、早く持ちゴマの人形がなくなった人の勝ち、というゲームです。
本体、人形の材質は、ポリスチレンです。
ルールはいろいろとアレンジも可能です。
このおもちゃには欠点がありまして、それは人形の重量が不足していることです。
人形の重さが軽いので、簡単にすべての人形がタワーの上に乗ってしまいました。
この辺は、100円のおもちゃのご愛嬌でしょうか。
害虫の定番「びっくりゴキブリ」3匹セット
これは、そのまんま「ゴキブリ」のジョークグッズです。
子どもは虫が好きですからね。
1匹の大きさは、約7.6センチ✕2.5センチ✕0.7センチです。
材質は、ポリエチレンで、もちろん中国製です。
ゴキブリがどうして嫌かというと、あの脂ぎった体と、異様に素早い動きのせいです。
こうしたおもちゃは、脂ぎってもいないし、まったく動かないので、じっくり見ていると愛着すら湧いてきます。
遊び方は、カバンに隠したり、手紙に入れたり、しおりにしたりが推奨されているようです。
ひとまず、しおりにしてみました。
悪くはないですが、ちょっと厚みがあるので、安定しません。
ダイソーからは3種類のゴキブリおもちゃが発売されているようです。次の記事が詳しいです。
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JUGEMテーマ:100均
]]>JUGEMテーマ:レビュー記事!
【90年前の東京】昭和を代表する8人の創作版画家による版画シリーズ「新東京百景」をご存知ですか?1/4(水)11:00開幕の「新東京百景−90年前の東京」では、ノスタルジアと愛情あふれる視線で昭和初期の東京を描いた作品を紹介します。https://t.co/WkwOW435BK pic.twitter.com/4nltfsxDt7
— 東京都美術館 (@tobikan_jp) 2016年12月25日
前川千帆(1888〜1960)
藤森静雄(1891〜1943)
恩地孝四郎(1891〜1955)
逸見享(1895〜1944)
平塚運一(1895〜1997)
川上澄生(1895〜1972)
深沢索一(1896〜1947)
諏訪兼紀(1897〜1932)
8人の版画家による昭和初期の東京風景を描いた版画集「新東京百景」です。
関東大震災による被害から復興し始めた首都東京の風景を描いています。
版画が一枚一枚、展示されています。
永代橋も、現在よりも長閑な感じがします。
地下鉄銀座線でしょうか?
当時の車両が興味深いです。
会期は2017年1月4日(水)〜1月23日(月) 開館時間 : 9:30〜17:30(入館は17:00まで)
観覧料は無料です。
混雑度 すいている
人が少ないので、ゆっくり見られます。
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JUGEMテーマ:浮世絵
亀戸天神 初卯詣
お正月に国会図書館のライブラリーを見ていて、「江戸自慢三十六興 亀井戸初卯詣」という錦絵を見つけました。
江戸自慢三十六興 亀井戸初卯詣 国会図書館
亀戸天神で「卯の神札(おふだ)」というものがあるのですが、「鷽(うそ)」は知っていましたが、「卯の神札(おふだ)」はよくわかりませんでした。
東都歳時記に「初卯の日 亀戸妙義参」という記述があります。
卯日 毎月 亀戸妙義参。
天満宮の境内にあり。毎月卯の日を縁日とす。正月は初卯詣と号し参詣多く、南は両国より割下水道、北は浅草大川橋より柳島の土手辺りに満つ。又二の卯、三の卯もこれに同じ。
詣人神符を受けて髻(もとどり)に挟てかへる。餅或は土を以て団子とし、五彩に色どり、大なる柳につけて繭玉と号(なづ)け售(か)ふ。又天保二卯年より卯杖卯槌を鬻(ひさ)ぐ。
江戸時代、正月初の卯の日には、江戸では亀戸の妙義社へ参詣し、卯の札や繭玉(まゆだま)を授かったようです。二の卯、三の卯も同じ、とあります。
繭玉とは
柳などの枝に繭の形に丸めた餅や米の粉のだんごを多数つけたもの。繭の豊収を祈って小正月に作った。のち,正月の縁起物として商家などでも飾る。(大辞林)
妙義社は、現在は御嶽(みたけ)神社になっています。
御嶽神社の案内板には、
法性坊は、天神様の師で、
天慶3年(930)2月の卯日の卯の刻に
亡くなられことから、春の陽気を向える「卯の神」と敬仰され、
以来月毎の 卯日はもとより、特に正月の卯日は、陽気を
迎えるはじめとして卯槌(うづち)、卯の神札(おふだ)を求め、
福徳、才智、愛敬を願い、除病、延命を祈りました。
と書かれています。どうして御嶽神社が「卯の神」と敬仰されているのかが、これでわかりました。
卯の日に御嶽神社にお参りするとご利益があるようですね。
2017年1月の「卯の日」は、4日、16日、28日です。
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JUGEMテーマ:刀剣乱舞(とうらぶ)
1月3日、ふたたび江戸東京博物館に行ってきました。
さかんに宣伝している「五虎退」なる短刀を見てみようと思ったからです。
【戦国時代展】本日2日から東京会場後期の展示がスタートしました! 謙信が戦場でまとった《緋羅紗陣羽》(重要文化財・上杉神社蔵)や、《短刀 銘 吉光 号 五虎退》(個人蔵)、《雪中帰牧図》(国宝・大和文華館蔵※1/15まで展示)など盛りだくさん。是非会場にお越しください!
— 戦国時代展 (@sengokuperiod) 2017年1月2日
常設展のお正月
常設展では、お正月らしい催し物も。
特別展「戦国時代展」
お正月は常設展が無料ですが、「戦国時代展」は有料でした。ああ、そうですか……。
短刀銘 吉光(号 五虎退)
五虎退(ごこたい)は、鎌倉時代の刀工・粟田口吉光作の日本刀(短刀)。名称は「短刀 銘吉光(号 五虎退)」。
永禄2年(1559年)に上洛した上杉謙信が、正親町天皇より拝領した。
遣唐使の使節団のひとりが中国で虎の群れに襲われて、その時にこの短刀で虎をやっつけた、という逸話が由来らしいです。
が、ブラウザゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」に登場する刀剣男士「五虎退」では、虎がかわいそうということで、逆に5頭の虎を引き連れているようです。
逸話の真偽はともかく、美しい短刀です。一見の価値はあります。
米沢市上杉博物館所蔵。
【混雑度】刀剣コーナーのみ、土日祭日は30分くらいの行列になるようです。私は午後4時頃に行きましたが、列は4人ほどですぐに見ることが出来ました。並ぶのが苦手の方は、閉館1時間前くらいに行くと空いています。
写真撮影は禁止でしたので、お土産品の画像をどうぞ。
短刀銘 鬼切安綱(号 髭切)
五虎退(ごこたい)と並んで、北野天満宮所蔵の「短刀銘 鬼切安綱(号 髭切)」も展示されています。
髭切(ひげきり)は源家重代の刀として伝えられる日本刀。髭切とされる刀は各地にあり、有名なものは北野天満宮所蔵の重要文化財鬼切安綱や多田神社所蔵の鬼切丸など。
五虎退と並べられていると、髭切(ひげきり)の長さと曲線状に反り返った特徴が際立っています。
五虎退と髭切を並べて見ることができる展示は珍しいのではないでしょうか。
戦国時代展のお土産売り場
なぜか、手裏剣のタイツ。
着ることができるダンボールの甲冑。
価格は、江戸博では、
前田利家編(子供用)が3218円(税込み)
伊達政宗編(大人用)が3218円(税込み)
真田幸村編(大人用)が3218円(税込み)でした。
それぞれ大人用と子供用があるようです。子供用は、すね当てがないように見えましたが、具体的に何が違うのかはわかりませんでした。
アンパンマンのおもちゃが4000円くらいしますので、ダンボールの甲冑は知育玩具としてプレゼントに面白いかもしれません。
軽くて、着て動き回ることが出来ますので、大人用はハロウィンなどの仮装衣装にも使えます。
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JUGEMテーマ:写真
2017年は酉年ですね。
浅草仲見世 撮影2016年12月26日
熊手がおもちゃとして売られていました。
円満のシンボル、おかめ(お多福)とひょっとこのお面
]]>JUGEMテーマ:浅草
やはり浅草寺は凶が多いのではないかと思うので実際に試してみました
凶がやたらに多いというウワサが絶えない浅草寺のおみくじ。
いつもお正月が近づくと気になる浅草寺のおみくじです。
やはり凶が多いのではないかとおみくじ売り場でのお客さんの様子を見ていると感じるのです。
まあ、試してみるのが一番早いのではないかと思いつきまして、12月に連続で11日間、毎日1本ずつ引いてみました。
なぜ11日間かというと、企画の段階では2週間だったのですが、12日目は雨が降っていて行くのがめんどくさかったからです(笑)
たくさんのおみくじを公開してしまうとおみくじの営業妨害にもなるでしょうし、このくらいが妥当だと判断しました。
以下はその結果報告になります。
【画像転載禁止】
1日目…吉
2日目…大吉
3日目…凶
4日目…吉
5日目…半吉
6日目…凶
7日目…吉
8日目…凶
9日目…大吉
10日目…吉
11日目…凶
凶は4回でした。確率36.4%
他は
吉が同じく4回で、確率36.4%
大吉が2回で、確率18.2%
半吉が1回で、確率9%
全部で百種類ですから、11回連続で引けば、それなりに有意なデータが取れたものと思います。
経費1100円(100円✕11)
浅草寺のおみくじは「観音百籤」に由来しているとされ、「観音百籤」ではくじの配分が「凶30%・吉35%・末吉6%・半吉5%・小吉4%・末小吉3%・大吉17%」と決められています。
それよりは、若干、凶が多かったような気がします。
おみくじは最後に引いたものが有効という話もあります。そうだとすると、最後は凶ですから、やはり凶が出やすいということになります。むむむ、浅草寺、おそるべし
毎日通っていて、気になった出来事がありました。
おみくじは外人さんもよく引いていくのですが、アジア系の女性で、おみくじを引くときの棒、「筮竹」を戻さずに、おみくじといっしょに持っていってしまったのを目撃しました。
もしかすると、おみくじ棒は百本全部入っていないものがあるのかもしれません。
浅草寺の担当者は、毎日、おみくじ棒の本数を点検してはいないですよね。
そうなるとそれぞれのおみくじの確率は微妙に違ってくることになります。
それも運のひとつといえるかもしれません。おみくじは奥が深い。
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JUGEMテーマ:レビュー記事!
国立科学博物館(東京都台東区上野公園7‒20)で2017年2月19日(日)まで開催されている「世界遺産 ラスコー展」に行ってきました。
開館時間は9時〜17時(金曜日は20時まで)※入館は各閉館時刻の30分前まで。
ラスコー洞窟はフランスの西南部のヴェゼール渓谷にある洞窟です。
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JUGEMテーマ:レビュー記事!
戦国時代展 江戸東京博物館
【戦国時代展】東京会場の作品リストを公開しました。https://t.co/KXN6P187DO
— 戦国時代展 (@sengokuperiod) 2016年11月22日
【戦国時代展】11月23日(月・祝)から12月25日(日)の前期展示では西国の大名たちを紹介します。毛利元就が三人の子供に伝えた教訓状、重要文化財《毛利家文書 毛利元就自筆書状》の出品も決定!! 大内、尼子両氏らの資料も展示されます。
— 戦国時代展 (@sengokuperiod) 2016年11月19日
前期展示(11月23日〜12月25日)は主に西国で活躍した将軍や大名の特集、後期展示(1月2日〜1月29日)は東国で活躍した武将の特集ですので、注意が必要です。
展示の目玉は、刀剣で
江戸東京博物館「戦国時代展」に宗三左文字が11/23〜12/18まで展示、五虎退と髭切は2017年1/2〜1/29まで
— 刀剣乱舞攻略速報【とうらぶ】 (@toukenkouryaku) 2016年11月26日
詳細 ⇒ https://t.co/5XSUkbCOt9 pic.twitter.com/8recOv7jnp
このコーナーだけ行列用の策が設置されていました。土曜の夜間や平日は並びませんが、日曜祭日は30分程度の行列ができるようです。
12月3日11:40現在、特別展「戦国時代展」は混雑のため、刀剣コーナーのご鑑賞まで約30分お待ちいただいております。ご不便をおかけし大変申し訳ございません。
— ギボちゃん(江戸東京博物館) (@edohakugibochan) 2016年12月3日
戦国時代展の宗三さんの配置に対するものすごくどうでもいい所感。 pic.twitter.com/v9dSiRTXSA
— たかはし(浮上不安定) (@stg_taka) 2016年11月23日
展覧会は、太田道灌の書状だけが撮影可能で、他はすべて撮影禁止です。
五虎退は、まだ展示されていませんので、ご注意を。
江戸東京博物館にも行ってきた。本日初日の「戦国時代展」…まだ五虎退はいません…退いてた。
— 京 (@caco1ogy) 2016年11月23日
…五虎退メインにグッズ展開してて来年から展示って詐欺じゃー。 pic.twitter.com/OrHDtKdgrz
以下略ちゃん的には、一番良かったのは、最後の方に展示してあった大量のお金がいっぱい詰まったまま発掘された瓶です。
今でいうタンス貯金でしょうか。
一生懸命、お金を貯めたまま使われずにそのまま戦国時代から2016年に残った瓶、戦国時代のその持ち主はどうなってしまったのか、そんなことを想像していました。
万人向けの展覧会とは言えませんが、あらかじめ知識がある方には楽しめる展示でしょう。
おみやげで面白いのはダンボールの甲冑です。3800円だったかな。(価格に誤りがありました、正確にはこちら)
戦国時代展で一番笑ったのは、売店のこれ。ダンボール鎧。
— Sひろし (@1970er) 2016年11月23日
真田幸村、伊達政宗、前田利家がありました。 pic.twitter.com/HSSrtaDd67
江戸博でやってる戦国時代展のグッズのパーティーピックがよすぎて机の上で川中島の戦いならぬ冬果物の戦いをやっちまったよ…食べ物で遊んですみません…この後美味しく食べました pic.twitter.com/Kr2wxhL138
— 只野彩佳(タダノ) (@tadano_chan) 2016年12月1日
おすすめ度 ★★★
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JUGEMテーマ:レビュー記事!
11月22日、すみだ北斎美術館、東京、両国の緑町公園内に開館。
これは行かねば、ということで、
初日に、受付ぎりぎりの午後5時前に行ってきました。(営業は午後5時30分まで)
オープン初日は1900人が来館したということで、昼間は行列になっていたようですが、得意の閉館直前入場作戦ですんなり入場できました。ただし、30分しか時間がない(笑)。
美術館じたいは予想外に小さい。常設展は狭いです。上野にあるいくつかの美術館と比較すると少し見劣りがします。
建物は斬新な設計ですが、一階の入場通路のガラス壁面が頭上を頂点とする三角形で出来ていて上にいくほど狭く作られていて、ぼんやりしていると頭や肩をぶつけそうで気になります。
北斎と娘さんの手が動く等身大アトリエ模型(1枚目の写真)と、北斎の作品がパネルで見ることができる高精細画面モニタが展示の目玉のようです。
高精細画面モニタはとてもきれいですが、一台しかありません。ひとりの人が使っていると見ることが出来ません。
作品を細かく分けて、数台設置してあればいいのにと思いました。
寺島法泉寺詣
企画展示室は4階と3階に分かれていて動線が煩わしいです。企画展といっても北斎だけの企画ではリピーターが増えるのも難しいような気がしますが、どうなんでしょうか。
損益分岐点の来場者数は年間36万人だそうですが、向島2丁目にある、ほとんど誰も来ないすみだ郷土資料館を連想してしまいます。
年間1億円の赤字を出すという予想もあり、将来はすみだ郷土資料館と同じような状態になるのではないかと心配になりました。
天下り施設にすぎないという批判もあるようですが、開館してしまった以上、墨田区の財政を圧迫しないように頑張ってもらいたいものです。
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JUGEMテーマ:レビュー記事!
コスプレと言えばハロウィンですが、江戸時代の浮世絵にもコスプレをして騒いでいる男が描かれています。
両国の江戸東京博物館の江戸の町のくらしブースの壁画に見つけました。
江戸時代に、タコのキグルミ着て何やってんの? pic.twitter.com/pJqObdcfpK
— 以下略ちゃん™ (@ikaryakuchan) 2016年11月19日
この絵を調べた所、『東都名所 高輪二十六夜待遊興之図』
東都名所 高輪二十六夜待遊興之図.
作家/制作者, 歌川広重/画.
制作年, [天保12〜13年頃].
所蔵館, 江戸東京博物館.
寸法, 36.7 *25.0 *
であることがわかりました。
高輪で、二十六夜を待つ人々が集まって宴を催している風景のようです。
「二十六夜を待つ」とはいったい何でしょうか?
今は廃れてしまったもうひとつのお月見「二十六夜の月」
十五夜は現代人にも馴染みがありますが、十三夜や二十六夜待はほとんど馴染みがありません。
江戸の人々は、月の運行を基本とした旧暦で暮らし、月の満ち欠けと生活が密接に関係していました。
江戸時代には、旧暦の1月と7月の26日の夜に、月を拝む行事があり、これを二十六夜待(にじゅうろくやまち)といいました。
この日の月は、出る間際の光が三つに分かれ、瞬時にまた一つになるように見え、その光の中に阿弥陀如来・観音菩薩・勢至(せいし)菩薩の阿弥陀三尊(あみださんぞん)の姿が見えるといわれ、これを拝むと幸運が得られるという信仰がありました。
(小野浄土寺 阿弥陀三尊像 Wikipedia CC 表示-継承 3.0 File:小野浄土寺三尊.jpg)
旧暦の7月26日は、2016年では8月28日にあたります。
旧暦1月26日(3月4日)は寒いので、夏の二十六夜待が江戸を中心に流行したようです。
2016年8月28日は、月齢 25.3
28日の夜の月の出は、東京で午前0時53分です。
月の出が深夜ですので、それまでの時間、月の出を拝むことのできる海岸や高台に人々が集まって飲んだり食べたりして宴を催して楽しんでいました。
『東都名所 高輪二十六夜待遊興之図』はその光景が描かれています。
タコのコスプレの男も江戸のそんなイベントの参加者のひとりなのでしょう。
残念ながら、この楽しそうな行事は天保の改革で規制を受けて、その後は衰退してしまったようです。
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JUGEMテーマ:浅草
「凶」が多いのではないか、とのウワサの浅草寺の「おみくじ」。
昔、まだ、おみくじ初心者だった頃、浅草寺でおみくじを引くと「凶」が出てしまったので、続けてもう一度引くと、また「凶」、気分が悪いので、さらにもう一度引くとまたまた「凶」、腹が立ってさらに引くと「凶」、呆れてもう一度引くと「凶」、連続5回、「凶」を引いた経験があります。
さすがにお金がもったいないので、5回でやめましたが、5枚の「凶」のおみくじは持ち帰りました。
学校で嫌な奴に、毎日1枚ずつ「凶」みくじを郵便で送りつけてあげよう、などと不埒な考えをいだいて持ち帰ったのですが、幸い、そうした行動を実行せず、5枚の「凶」みくじは、いつしか引き出しの中のゴミとなっていきました。
昨日、浅草寺で久しぶりにおみくじを引くと、当たりが出ました。
願望叶い難し。
病人おぼつかなし。
失せ物いでがたし。
待ち人きたらず。
…………なんか、とんでもないことばかり書いてあります。
まあ、「凶」なんですから、こんなもんでしょうが、ふと、今まで読んだことのない裏面の最後の文章が気になりました。
大吉が出たからといって油断をしたり、また高慢な態度をとれば、凶に転じることもあります。
謙虚で柔和な気持で人々に接するようにしましょう。
また凶が出た人も畏(おそれ)ることなく、辛抱強さをもって誠実に過ごすことで、吉に転じます。
大吉→高慢な態度→凶
凶→誠実に過ごす→吉
と書かれています。
結局、大吉も凶も、同じなんですね。
要するに、おみくじとは「高慢な態度をやめて、誠実に過ごせ」と悟しているだけのもののようです。
吉でも凶でも、なんでもいいみたいですね。
この教えが、100円ということです(笑)。
浅草寺のおみくじ「凶」ばかりの謎、なぜ客商売にあるまじき凶を多く入れるのか?
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