宜野湾市で2月18日に行われた「東京MXテレビ“ニュース女子”の真実」講演会、カナンファーム代表 依田啓示さんの発言部分の文字書き起こしです。(読みやすいように若干、文章を編集しております。できるかぎり正確を期してはおりますが、内容について保証するものではありません。二次利用につきましては自己責任でお願いします)

 

 

依田啓示さん「皆様、こんばんは。

 

僕は東村平良(ひがしそんたいら)という所でカナンファームという農園と、うちの嫁さんと小さなカフェ、宿をやっております。

そういったこともありまして、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、かなり(東村)高江が白熱していた時に(反対派の)検問に巻き込まれてですね。

いま高江のヘリパッドはもう完成しまして、実際の活動家の活動拠点は辺野古に南下したんですけど、実は辺野古から北上してきた人たちとかなりごちゃごちゃ揉めることがありまして、それで皆様の中には僕の記事を読んでいただいてそれを知らせていただいたり、いろいろ話を広めていただいたり、それで僕の人権を守っていただいたと言う事があります。これについては深くお礼を申し上げます。

 

それが共感をいただきまして、たくさんの人に読んでいただいたおかげで、新聞に載って暴力を奮った犯罪者とされる所だったところが、琉球新報、沖縄タイムスを読む以上の人たちが全国的にそれをお読みいただいてたくさんの声援をいただいたおかげで、いまここで皆様の前でお話できることをほんとうに感謝しております。あらためて深くお礼を申し上げます。」

 

(拍手)

 

依田「実はその事件の直後というかその時に撮影をされたのが、この東京MXの“ニュース女子”という番組です。

僕は地元の住民として感じたことをありのまま話をさせていただきましたが、やっぱりどうしても「デマ」とか「ヘイト」という言葉で片付けてしまおうという人がかなり多くて、ちょっとネットを調べることがあればですね、僕の名前を打ち込んでいただくと、かなり「嘘つき野郎」と紹介されています。どうか信じないで下さい。

 

今日は実際にあったことを皆様といろいろ話し合いたいと思いますので、ぜひ、よろしくお願いします。」

 

(拍手)

 

(「カギ開れー引き出せ」と通行車両のドライバーに詰め寄る反対派活動家)画像出典:ボギー手登根さんtwitterから

 

 

反対派の私的検問について

 

我那覇真子さん「この番組(ニュース女子)の中で依田さんが「テロリストといっても過言ではない」とおっしゃってましたけれども、「私的検問」の常態化についてお話いただけますでしょうか」

 

 

(工事車両の前に立ちはだかって大渋滞を引き起こす反対派活動家)

 

 

依田「座って報告させていただきます。

この検問(という言葉)については、誰が最初に言い出したのかわかりませんけど、ふつう検問は警察が裁判所の許可をもらって行うことですよね、(正確には)悪質な通行妨害、バリケードとか、何というべきかはわかりませんけど、検問という言葉の方がわかりやすいので、誰からともなく「私的検問」という言葉を使い始めたのですけれども。

 

これは7月22日ころだと記憶しております。ちょうど夏休みに入ったころに、新聞をご覧になった方もいらっしゃると思いますが、辺野古の工事が裁判で止まって、暇になった活動家の皆さんが、いま一番ホットなヘリパッドの建設現場にいっせいに乗り込んできたんですね。

のりこえねっとじゃないですよ。(笑)

 

乗り込んできた皆さんが、またちょっと異質な人たちが非常に多くて、もともといらした方、これは共産党主体の活動だったのが、いきなり社民党主体になってですね、それ以外の在日系とか、キリスト教系とか、労組系とかいろいろな人たちが。

ちなみに僕は研究者でもなくて、ここ半年くらいで覚えたこと以外に経験を通して、どういう人たちなのかなと、違う服を着ているとか違う格好をしているとか、こういう人たちは浮浪者に近いとか、毛並みが違うんです、動物に例えてしまって勘弁してください。

 

僕がどういう人たちがいるのか調べ始めて、いろいろな情報に触れていく中で、棲み分けとかね、わかるようになったので。僕は半年前までは、ぜんぜんこういう専門用語すら知らなかった、ただの農民です。いまも農民ですけど。

 

そういうことで当時7月22日から、いきなりいろいろな人たちが北上してきて。それにともなって機動隊も5百人と伝えられてますがもっと少なかったと思います、4百人くらいかな、そういう人たち、活動家も一時期、千人くらいを数えることもありまして車も千台くらい来たんじゃないかなと思うくらい。

 

一般の僕たちが道を歩いていたらいつの間にか急に機動隊の車が、かまぼこと言われるバスですね、それが並んでいて、それにともなってレンタカーが多かったんですけど、一般乗用車がかなり北上していくので、しばらく何が起こったか、まったく知らなくて。

僕の友人の小さい子どもを抱えたお母さんとかも、それを見てFacebookに「妙に警察が増えてきた、何かあったの」って、日記風に書いてインターネットにあげるくらいです。

まったくそういう兆しというものは地元の人間は気が付かなかったです。

 

そうこうしているうちに、地元の新聞がいきなり、対決の構図が、報告されるようになって。

 

道がですね、画像とか出てくると思うんですけども、(車を)対向車線とか、どちら側の車線とか関係なく皆んなジグザグに駐めたり、V字形に駐めたりして。一番最初に駐めた車は自分の仲間にブロックされて家に帰れないということも。

 

(1本しかない生活道路を塞ぐ反対派活動家、こうして地元住民から総スカン)

 

実際、「標的の村」という有名な映画を作った三上さんという方もね、出れなくて、タクシーも拾えなくて、とぼとぼ高江から宮城(国頭郡東村宮城)まで歩いてヒッチハイクして平良まできて戻ってきたというくらい、報道機関の皆さんも通れなくてそのまんま立ち往生するくらい、そのくらい秩序のない状態が1ヶ月くらい続いたんです。7月中旬から8月中旬くらいまで。

 

それから少しずつ彼らも、やっぱり出勤しないといけないですから。現場に行く、時間になったら帰るということを彼らもしなくてはいけないから、ルールづくりが無秩序の中から出てくるわけです。そうすると両側の歩道、路肩にこっち側とあっち側に(車を)駐めて、真ん中の中央線を一台だけ通れるようにして、それで検問をしようということで。

 

かなりそれでダンプカーを止めたり、警察車両止めたり、防衛局止めたり。それの巻き添えを食らったのが私たち村民だったわけです。

 

巻き添えを食らった村民というのは、文句をいえば、「いやいや村民の方は優先的に通してますよ、通りたかったら通って下さい」と言います。が、その前に30台も止まってたら、「通したよ」と向こうはいいますけど、「通す気はあったよ」と、だけど前に止まっているダンプカーは通れないので、後ろにいる人たちは自然に止まると、いうことがずっと続いて。

 

それが積もりに積もってですね、村民は爆発寸前のところまでいってたんです。

 

僕が(例の暴力男とされた事件の)検問に引っかかったのが9月17日だったんですけど。

 

 

(依田さんが暴力男であると沖縄二紙は大きく報じた)

 

 

彼らがあまりにも車を一方的に止めて大渋滞を作り出すのはよくないと…、

 

信じられないかもしれませんが山城博治さんというのはそれなりに状況分析ができる、ある程度の戦略ができる人です。

僕は直接、お話したことはないですけど、今まで地元の対策とか見ていると、これ以上やると地元の反発を食らって私たちの戦う意義すら失われてしまうな、という読みがしっかりできている人で。地元の人間がものすごい剣幕で「このやろう、おまえら村から出て行け」と「おまえらに抗議を頼んだ覚えはない」というような抗議があがってくると、彼は少しずつ配慮をして戦略を練り直すということをずっとやってきたんです。

 

それは地元に対する配慮だから感謝しろといいますけど、これは感謝するようなことではなくて本来当然なことですけれど。彼はいちおう彼なりの努力はしたということは、かばうつもりはありませんが、そういう中で少しずつスケールダウンしてきたということはあったんです。

 

 

(私的検問、東村高江で行く手を塞ぎドライバーを軟禁する反対派活動家)

 

 

で、9月17日はどういうことかといいますと。

検問と言っても、路地に関しては裏道がありまして、もともとの県道は、ものすごく片側がすべて車が駐車されていて通れないので、裏道を使って一般の作業員の方だとか、一般の防衛局の方が普通の乗用車で。

これは東村長が工事車両は通すなという約束があったので、防衛局も工事の業者さんも工事車両を一切、高江区内をトラックなどを通すことはしなかったです。しっかり守ってたのは区民の皆さんも見ていることです。

 

ただ、一般の従業員が、工事車両の、例えばユンボとかパワーシャベルとかクレーンとかですね、そのオペレーターが現場に入れなければ工事が止まるだろうという安易な考えで、人を止めようという作戦に出てしまったんですね、彼らは。

中に重機があっても運転する人がいなければ動かないですから。

 

そういうことで今度は、一般車両をひとつひとつ中を見て、「おまえ怪しいけどどこへ行くんだ」とか「どこの者だ、免許証を見せろ」とか始めて。通行するのに(地元の人間が)言い訳しなければいけなくなる。はっきり農家の人に見える人たちはいいですよね、軽トラで鎌を積んで収穫した農作物を載せていれば通れるんですけれど、通してもらえない人たちもかなり出まして。

村民ったって村民にも色々いますから。また一悶着(ひともんちゃく)が始まってですね。

 

僕はその中で、たまたまうちに宿泊していたお客さんを助手席に乗せて、それは白人の男性の方だったんです。男性を乗せていたことで、僕自身も怪しく見えるのかもしれませんけれども、彼らに言わせると、農家には見えないと、もしかすると防衛局かもしれないし、作業員かもしれないし、白人が乗っていればアメリカ人だろ、ということで止められてですね。

 

結局、「おまえは通さないからUターンしろ」と、いうところから小競り合いが始まって、僕が5人相手に取り囲まれて、一方的に僕ひとりで(反対派の)二人に暴力を奮ったということで警察に被害届を出されてしまったというのが経緯になります。」

 

 

 

(ボギー手登根さんのお話、省略)

 

救急ヘリ、救急車について

 

 

依田「皆様、これは(反対派が救急車を呼べと叫んでいる動画)コメディではありません。(笑)

実際起こっているのは、米軍基地内なんですね。まだここで米軍が訓練してるとか住んでいるとか、活動を開始したわけではなくて、ヘリパッドを作っている建設現場ですが、これは嘉手納基地、普天間基地と変わらない基地内です。

そこに違法に入ってますから、これどう見てもふつうの人たちが撮影した映像ではないです。これは活動家が自分で撮影して、自分で上げてしまったという、自分で自分の罪をネットに垂れ流してしまったものを広げられてしまったというものです。

 

ちなみに、「オスプレイ呼べ」とずっと叫んでいた人、あれはドラえもんではありませんで、ドラえもんの声に似ているので、僕らのなかではドラえもんがあっちに出たこっちに出たと。おもしろく見た方があまりストレスを感じなくていいかなと。

 

ドクターヘリについては、今日初めて報告することになりますが。まさかMX(ニュース女子)で炎上して、これが一番の僕の証言のウィークポイントとして、彼らがそれを見つけてそこを責めてくるとは思わなかったので、これについてまさか僕も弁解というか、説明をするようになるとは思いませんでしたけれど。

 

ドクターヘリというのは、119番通報して、軽度とか重度とか電話での説明を受けて、重そうだったら、直接現場にドクターヘリを呼ぼうか、または最初救急車を向かわせて最寄りの一番近いヘリパッドに救急車を送らせて、そこでヘリに乗せ替えて急患を運ぼうかとか、いろんな判断を下すわけです。

ですから実際に彼らがドクターヘリ呼べと言ってますけれど最初から呼ぶことはもちろんできません。119番通報ですね。

 

119番通報をして、ドクターヘリが行ったと僕がそう証言したというふうに言ってますけれど、ドクターヘリが高江に出動した回数を彼らはメッシュサポートに何回も電話入れて、しかもメッシュサポートの電話番号をネットで拡散したもんですから、百件以上、電話が行ってます。

 

救急の救命システムの電話を一時的とはいえ、ジャックして、本来それはもしかしたら医療の緊急の電話が入ってくるかもしれない番号を、そのスタッフをそこに釘付けにして対応させた。

 

メディアがしっかりした取材能力があると言ってるわけですから、彼らに任せればいいのに、電話番号を全国に拡散させて、全国から関係のない人が電話を入れてパンクをさせる。

 

今、海保がごちゃごちゃしてますが。海上保安庁ね。海上保安庁もまったく同じです。

記事をもとに、海上保安庁の電話番号を告知して、で全国から同じメンバーが、あの時の救急システムをフリーズさせた人たちと同じメンバーが海上保安庁に「確認だ確認だ」と言って電話を入れてる。

 

そういうようなことで、実際、救急システムがジャックされたという電話の問題と、ドクターヘリが高江に出動していない、1回しか出動していなくてそれはバイク事故だったということを彼らはしきりに言って僕が言ったことがデマだと言ってるんですが、実は、ドクターヘリのヘリパッドというのは大宜味(おおぎみ)国頭(くにがみ)にあるんですね。東村(ひがしそん)だけじゃないんです。

 

しかもこの建設現場、もうご存じの方も多いと思いますが、高江じゃないですよね。

 

高江のヘリパッドというのは3年前に完成して、もうオスプレイが何回も飛来して訓練を開始している場所です。

 

残りの2箇所の工事というのは、国頭村安波区(あはく)でやってるものです。

安波区なんて、新聞とかテレビでご覧になったことはありますか?

安波区が反対しているとか、逆に安波区が賛成しているとか、安波区で事件が起きたとか、一言も載ってないですね。でも実は去年の7月から始まった、このごちゃごちゃとした紛争というのは、すでに内乱、騒乱ですね、それが起こっているのはすべて安波区です。東村はほんとうは関係ないことです。

 

だけど「(東村)高江」が全国に広がったんで、とりあえず「(東村)高江」を使っちゃえ、間違いでもそれを使い続けたほうが全国に浸透するだろうということで、「SAVE!高江」「高江を救え」とかやってるわけです。

 

救急ヘリについては、高江は1件。これはバイク事故を拾いに行ったということがあります。ただし、大宜味と国頭に関しては増えています。

これについては一切ノータッチでノーコメントです。高江に関しての正しい一部の情報だけを彼らは言って、僕を嘘つき呼ばわりしているということをしてますし。

 

僕が一番、記事で伝えたかったということは、(東村は)ものすごく高齢者の多い村です、人口は1800人、登記上はありますけれども、もっと少ないです。こういう過疎化した地域で救急システムを、救急隊に何回運ばれたかというのが彼らの点数になるんです、機動隊が暴力を奮った、機動隊に殴られたから救急車を何回呼んだ、これはひとつの証拠になりますね。だから救急車の出動回数を増やすために、不必要に119番通報を20回以上、例年よりも多くかけているんですね。

 

これは調べればすぐにわかることです。これについて彼らは一切触れません。

 

これについて僕は初めてお話させていただくんですが、件数で言うと2ヶ月間で20件以上の通報が入って、しかもほとんどが指を切っただとか。

トイレの送迎ワゴンが彼らにはあるんですね。そんな軽症だったら近くの診療所まで送迎すればいいじゃないですか、救急車なんか呼ぶ必要ないですよ。呼ぶというのは政治的な利用をするため。そのおかげで最寄りの東村平良にある消防署から、救急車が出ると片道30分かかるんですね。それがもし人を乗せて名護の県立北部病院まで運ぶと軽く1時間です。それが東村に戻ってくるとさらに30分ですね。90分以上そこで大事な救命システムがジャックされてしまうんです。

 

だからこれにものすごく僕は怒りを覚えてですね、それを記事にしたら、それは救急車を呼んでもいないのに勝手に話をねつ造して批判していると。いうことで、そう言われているのが、僕は不本意で。

 

実際、東京MXの番組(ニュース女子)でフォーカスされて、特に彼らが攻撃してきたのが、先程の日当の問題と、救急車の問題です。

 

この説明でたぶんかなりクリアされたはずです。お互いが本当にそういう人たちが、また電話を集中されると困りますが、電話をしてくれとは言いたくありませんが。反対派の人たちが僕が言ってることが嘘だと思うなら、電話をして、この結果をしっかり公表してくれと僕は言いたいです。以上です。」

 

我那覇「実際に、こういう現場の近くに住んでいる方が訴える声が、そういったことが、なぜか琉球新報は載せないんです。」

 

(文字書き起こし及び編集:以下略ちゃん)

 

 

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